Q メーカーである当社は、自社製品の販路拡大を意図して、独占的販売権限の付与を前提とする代理店契約を結ぼうと考えておりますが、独占的販売権限を規定すると、ノウハウや技術等の重要情報を開示することがあるため心配です。
このような懸念に対して何か良い方法はありませんか?
A
<代理店契約書における秘密保持条項>
⇒ 代理店契約の中でも独占的販売権限を付与するタイプのものについては、代理店に対してノウハウや技術等重要情報を開示する機会が多いといえ、その重要情報の取り扱いに関しては代理店には慎重になってもらう必要があります。
そこで、メーカーは、契約締結段階で代理店に対して、秘密保持義務条項について定めるよう交渉すべきです。